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「ガゼルー・ラブ・イシュー」IDFA2015優秀作品
ドキュメンタリー映画アワード2015による、今年の優秀作品上映のご案内です。 優秀作品・プロフェッショナル長編ドキュメンタリー 「ガゼルー・ラブ・イシュー」 監督 セザール・テラノヴァ パオロは45歳のブラジル人フライトアテンダント。その他に、彼の「分身」であるガゼルを、疲れ知らずに創り出すことで世界的に人気を集めている人物でもあります。大胆かつ綿密に作られたコスチュームをまとって世界中のクラブに現れるガゼルは生きた彫刻であり、魔法のように姿を変えていく夜の生きものです。 しかし、ガゼルでいることは簡単ではありません。 彼の7年越しのパートナーであるエリックの突然の悲劇的な死により、パオロは人生の変革を強いられます。パオロはHIV陽性ですがこれまでに体調を崩したことはありませんが、今回のことは彼にとっては初めての生命の危機と感じられました。生きるため、彼は意識的な変革を開始し、彼の人生に必要なことを選り分けることから始めました。冒頭の深い悲しみに続いて、彼は分身を深い感情や夢を表すために利用するようになり、それに従ってガゼルは彼の人生においてより強い存在となっていくのを目撃することになります。 フィルムフェスティバルでの上映作品は、45分バージョンとなります。 英語字幕付き。 ドキュメンタリー映画アワード2015優秀作 11月14日午後3時より神戸芸術センターで上映 前売一般1500円 チケット取扱 http://iaforfilmaward.org/ja/festival-jp/
「マロヴォ・カーヴァー」IDFA2015優秀作品
ドキュメンタリー映画アワード2015による、今年の優秀作品上映のご案内です。 優秀作品・ニューカマーミニドキュメンタリー 「マロヴォ・カーヴァー」 監督 エリオット・スペンサー タシロはソロモンの伝統的な木彫家(カーヴァー)です。この木彫はソロモン島の代表的な伝統工芸で、彼を取りまく自然の美を表現しています。この工芸によって、彼は家族の生計を立てています。 この作品は、これまで以上に近代化の進むソロモン島で、島の人々の暮らしや直面する課題を美しい映像とともに描き出しています。 パラダイスのような島で撮影され、タシロ自身が語るマロヴォ語による穏やかな語り口の物語は、観る者を世界遺産に登録されているマロヴォ環礁へといざないます。過去、現在、未来が一つになった、夢のような瞬間を捉えています。 英語字幕付き。 ドキュメンタリー映画アワード2015優秀作 11月14日午後3時より神戸芸術センターで上映 前売一般1500円 チケット取扱 http://iaforfilmaward.org/ja/festival-jp/
IDFAは神戸ビエンナーレに後援していただいております
IAFORドキュメンタリー映画アワード2015は神戸ビエンナーレからの後援を得ることができ、大変有難く思います。 8年以上前、神戸市は4回にわたってビエンナーレの開催地となりました。毎回、神戸ビエンナーレはアートフェスティバルのような質の高い美術文化の魅力を感じられるより多くの機会を与えてきました。そして、地域の様々な生活や文化を、その特性により注目しています。 私どもは、神戸ビエンナーレをサポーターとして迎えられることをとても嬉しく思います。 関西にお住いの皆様には、神戸ビエンナーレのチケットを購入されることを強くお勧めします。これはたくさんの日本の新進気鋭のアーティストたちによる作品を紹介する素晴らしいイベントです。
IDFA名誉賞2015
IAFORドキュメンタリー映画アワードはここに記念すべき2015年IDFA名誉賞受賞者を発表させて頂きます。 2015年IDFA名誉賞受賞者はブレント・イー・ホフマン氏に決定いたしました。 ホフマン氏はアジアやアフリカ、中東で社会問題を扱ったドキュメンタリーや環境映画を10年以上にわたり制作しています。彼の映画はプライムタイム・エミー賞やジャクソンホール野生動物映像祭最優秀保護映画賞、フレズノ最優秀ドキュメンタリー賞などその他にも様々な賞を受賞しています。彼の数々の素晴らしいドキュメンタリー作品や、幾つかの重要な社会・環境問題についての認知度を世界中で高めようとする彼の努力が今回のIDFA名誉賞受賞につながりました。 監督、制作者、またドキュメンタリーやテレビ番組のシネマトグラファーとして活躍しているホフマン氏の作品はディスカバリーチャンネルやナショナルジオグラフィックチャンネル、NBC、CNN、PBS、アルジャジーラなど数多くのテレビ局で放送されました。さらに彼はサンダンス映画祭開幕に出席し、China Exploration and Research Societyのために民俗映画を制作した経験もあります。 ブレントホフマン氏はノースウェスタン大学のメディル・ジャーナリズムスクールで准教授を務め、ドキュメンタリー制作とその理論を指導しています。 ホフマン氏の最新作である“メス・アイナクの遺跡を救う(原題Saving Mes Aynak)”はカディール・ティモリ博士が、5000年の仏教の歴史を持つアフガニスタンンの考古学遺跡を、中国政府所有の鉱山会社による差し迫った破壊の危機から守るために時間と格闘しながら奮闘する姿を追っています。このドキュメンタリーはその文化保護と経済利益獲得のせめぎ合いを、アフガニスタンの考古学者達とメス・アイナク付近で働き生きる現地の村人たちの視点から検証しています。 彼の数々の輝かしい功績とドキュメンタリー制作への尽力、そしてIDFA名誉賞受賞を称えて、“メス・アイナクの遺跡を救う”は今年10月に神戸で開催されるIAFORドキュメンタリー映画祭で上映されます。