Month: September 2016

HumanHarvestPoster

「人狩り」がIDFA2016特別上映作品に

今年の特別上映は、レオン・リー監督のドキュメタンリー作品である「人狩り」(原題:Human Harvest)に決まりました。アメリカの放送業界で権威ある賞の一つであるピーボディ賞など数々の受賞歴があり、 カナディアン・スクリーン賞にもノミネートされたこの作品は、政府によって規制されているはずの’臓器収奪’ と、法輪功学習者に対する迫害との関連を追及しています。 「ヒューマン・ハーヴェスト」は、ノーベル平和賞候補にもなった著名な人権派弁護士であるデイヴィッド・マタス、カナダの元国会議員であるデイヴィッド・キルガー両氏が、中国における生体からの臓器収奪問題を調査する過程を追っています。2006年、「キルガー・マタス報告」がまとめられ、収監中の政治犯、特に法輪功学習者からの臓器収奪が行われていることに言及しました。「ヒューマン・ハーヴェスト」は、中国における臓器収奪問題および人権侵害を指摘しています。 同作品は、「ザ・バンクーバー・サン紙」「デイリー・メール」「台北タイムス」他で紹介されています。映画の発表後、さらなる調査を求める嘆願活動も行われています。 10月28日に神戸芸術センターで行われるIAFORドキュメンタリー映画アワード&フェスティバルには、「ヒューマン・ハーヴェスト」監督のレオン・リー氏も参加します。上映後は、リー監督を囲んでの質疑応答が行われ、映画で取り上げられた問題について参加者の皆さんと議論する予定です。 前売り券の購入はこちら。 この作品で示されている見解は制作者のものであり、必ずしもIAFORの立場を示すものではありません。

/ September 20, 2016
Tentacle Sync

テンタクル・シンク社がIDFA2016の賞品スポンサーに決定

今年のIAFORドキュメンタリー映画アワードのオフィシャルスポンサーに、テンタクル・シンク(Tentacle Sync)社が加わりました。アワード受賞者への賞品として、映像用ケーブルセットをご提供頂きます。 ドイツ人映像作家のウルリヒ・エッセルとマクシミリアン・カイザーによって設立された同社は、DSLRカメラなどのプロ用機器を用いた際に特に必要な、映像と音声の極めて正確なシンクロの実現というニーズから生まれました。プロ・アマ問わず、映像作家はカメラの映像と音声をシンクロさせるために、信頼できるタイム計測が頼りです。テンタクル・シンク社の製品は幅広い種類のカメラやレコーダーに対応し、多くの映像作家にタイム計測技術を提供しています。 テンタクル・シンク社とIAFORドキュメンタリー映画アワード&フェスティバルは、新進のドキュメンタリー映像作家たちに高性能の機器を提供することで、作品をさらに磨き上げるお手伝いをしたいと考えています。 私たちは、テンタクル・シンク社が掲げる世界中の新進作家たちに機器を提供するという使命に敬意を表すると共に、当アワードへのご協力とに対し感謝の意を表します。

/ September 2, 2016